パナソニック 空質空調社は11月9日、山形県朝日町の「空気神社」とのコラボレーションを発表。空気神社を、朝日町が目指す「環境の町」としてのシンボル化に向けてサポートする。
空気神社は、山形県朝日町がきれいな空気に感謝し祀る、宗教性のない環境モニュメント。町民らが、同地のきれいな空気とそれを生み出す自然に感謝して建立を提案し、1990年に実現した。
一方の空質空調社は、換気扇など空質事業と、エアコンなど空調事業を展開。空気神社が建立された際に、当時、空質事業を展開していた松下精工が寄付を行った経緯がある。
今回の取り組みでは、空気神社や周辺設備を、空質空調機器、LED照明、クリーンエネルギー関連製品などを活用して、空気神社を朝日町が目指す「環境の町」のシンボルとすべくサポートする。
具体的には、換気機器、空間除菌脱臭機などの導入により、本殿内の空気質向上に取り組むとともに、2022年6~8月に実施したライトアップについて、2023年はゼロエネルギー化を検討する予定。周辺の街路灯を光害対策型LED照明にすることで、美しい星空の保護に寄与するとともに、植林イベントの開催など、持続可能な社会づくりに取り組む。
さらに、ウェブサイトやSNSを活用して、空気神社における環境への取り組みや、人と空気の関わり、空気の課題やあるべき姿に対して取るべき行動など、空気とそれに関連する自然の大切さを発信。子どもを対象にした「空気教室」を朝日町と企画し、環境教育にも取り組む。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス