Appleが、カーボンファイバー製のキックスタンドを備えた折りたたみ式「iPad」を2024年に発売すると、Appleに詳しい著名アナリストであるMing-Chi Kuo氏が述べている。
Kuo氏によると、この新しい折りたたみ式iPadは、カーボンファイバー製のキックスタンド付きになる予定で、おそらくiPadの「Magic Keyboard」よりも軽く、耐久性が強化されるという。キックスタンドは、中国企業のSuzhou Anjie Technologyが製造するようだ。
「折りたたみ式iPadが2024年に登場すると確信しており、この新しいモデルによって、出荷台数が増加し、プロダクトミックスが改善されると予想している」と、同氏は米国時間1月30日にツイートした。
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— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) January 30, 2023
Thus, I'm taking a cautious approach to iPad shipments for 2023, predicting a YoY decline of 10-15%. Nevertheless, I'm positive about the foldable iPad in 2024 and expect this new model will boost shipments and improve the product mix.
同氏は、刷新された「iPad mini」の量産が2024年第1四半期に開始されるとも予測しており、新型iPadが今後9~12カ月の間に発売されることはないと考えている。
Kuo氏は2022年4月、折りたたみ式「iPhone」が2024年に発売されるという以前の予測を改め、代わりに、折りたたみ式iPad、または、iPadとiPhoneのハイブリッド製品がリリースされる可能性があるとしていた。
同氏がAppleの折りたたみ式製品に関する予測を変更する前に、Display Supply Chain ConsultantsのRoss Young氏は2022年2月に、Appleが20インチ画面搭載の折りたたみ式ラップトップを検討していると述べていた。また、BloombergのMark Gurman氏は同月、Appleが2画面搭載で折りたたみ式の「MacBook」とiPadのハイブリッド製品を開発中で、2つめの画面はバーチャルキーボードとして機能すると報じていた。同製品のリリースは2026年になる可能性が高いという。
折りたたみ式「iPad」のうわさに先立ち、Gurman氏は2023年1月に、Appleがタッチスクリーンを搭載する「MacBook Pro」の開発を真剣に検討していると報じていた。故Steve Jobs氏はかつてそれを、「人間工学的にひどい」コンセプトだと述べていたが、タッチスクリーン機能は「Windows」搭載ノートPCにおいて人気が高まっている。タッチスクリーン搭載MacBook Proは2025年に発売される可能性がある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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