ソニーは1月24日、ランニング時に最適なオープンイヤースタイルのスポーツギア「Float Run(フロートラン)」を一般販売すると発表した。耳の前にスピーカーを配置した独自のデザインで、圧迫感がなく、外の音が自然に聞こえる、ランナーのために考えたデザインを採用する。発売は2月3日。想定税込価格は2万円前後になる。
Float Runは、2021年11月にクラウドファンディングサイト「Indiegogo」に登場。300台の目標台数を開始から5時間で達成するなど、注目を集めた。一般販売にあたり、Float Runという新たな愛称も名付けた。
スポーツ時に使用するイヤホンの多くがオープンイヤーの骨伝導タイプなのに対し、Float Runでは通常のイヤホンなどと同様に、鼓膜経由で音を聞く形を採用。耳に直接触れない構造により、耳が痛くならない、通気性がよく蒸れない、足音が響かないなどのメリットが得られ、スポーツ時に使うイヤホンの多くの不満を解決できるとしている。
外の音が自然に聞こえやすいことも特徴で、装着性の高さとあいまってリモートワークでの使用も推奨。つけていることを忘れるような装着感を実現しながら、口径16mmのドライバーの向きを耳穴に効率良く届ける角度に設置し、音漏れしづらい構造にするなど、高音質再生を目指したという。
IPX4相当の防滴性能を備え、本体で最大10時間の使用が可能。10分の充電で約1時間の使用ができる急速充電機能も搭載する。
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