何でもかんでもサブスクリプションの時代だ。以前は雑誌の定期購読代やケーブルテレビの月額料金くらいだったが、今やフードデリバリー、ソーシャルメディア、デートサービス、音楽ストリーミング、相乗りサービスなど、いくつものサービスに月額料金を支払っている人が多い。BMWは車のフロントシートを温めるサブスクリプションを月18ドル(約2340円)で提供している。
このサービスエコノミーと無縁でいることは難しい。「Amazonプライム」「Netflix」「Spotify」「Hulu」「Disney+」、さらには「AppleCare」といったアプリやサービスに、毎月合計数百ドルを支払っている人もいる。これだけ多くのサービスがあると、何にいくら払っているのか分からなくなっても無理はない。日々の支出を減らしたいと考えているなら、まずはスマホで購入しているサブスクリプションを見直してみよう。
この記事では「iPhone」から「Apple Store」経由、「Android」端末から「Google Playストア」経由で支払っているサブスクリプションサービスの確認方法と、使っていないサービスの解約方法を紹介する。
Apple Store経由で購入したサブスクリプションの一覧は、iPhoneの複数の場所で確認できるが、最も簡単なのは「設定」画面だ。「設定」アプリを立ち上げ、上部に表示されている自分の名前をタップし、最初のセクションにある「サブスクリプション」を選択する。すると、App Store経由でダウンロードしたアプリから購入したサブスクリプション(期限切れのサブスクリプションを含む)のリストが表示される。
「有効」セクションには、現在支払いが発生しているすべてのサブスクリプションと、そのアプリまたはサービスの名称、概要、次の請求日と請求額が表示される。有効なサブスクリプションを解約したい場合は、そのサブスクリプションをタップし、ページ下部に表示された赤文字の「サブスクリプションをキャンセルする」ボタンをタップ。表示されたポップアップで「確認」をタップする。
ほとんどのサブスクリプションは、契約期間が終わるまではサービスをそのまま利用できる。ただし、解約した時点でサービスを利用できなくなるアプリもあるので、小さい文字で記載された解約条件をよく読もう。キャンセルが完了しても、サブスクリプションは「アクティブ」セクションに表示されるが、有効期限が赤文字で表示される。
「iOS」と異なり、Androidはサムスン、Google、Motorolaなどさまざまなブランドの端末に搭載されている。しかし幸いなことに、どのバージョンのAndroidにもGoogle Playストアアプリがインストールされているので、端末を問わず、同じ手順で月額プランの検索と解約が可能だ。
契約中のサブスクリプションを確認するにはPlayストアアプリを起動し、右上に表示されるプロフィール画像か名前のイニシャルをタップして、「お支払いと定期購入」から「定期購入」を選択する。すると、有効なサブスクリプションと期限切れのサブスクリプションのリストが表示される。
解約したい場合は、そのサブスクリプションをタップし、緑色の「定期購入を解約」ボタンをタップする。その際、もっと安いプランを提示されたり、解約理由を尋ねられたりすることもある。表示に従って進んでいくと、緑色の「定期購入を解約」ボタンが表示される。このボタンをタップすればサブスクリプションの解約は完了だ。解約後も、契約期間が終わるまではサービスを利用できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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