Appleは、インドでオープンする実店舗の従業員を採用している。
同社は現在、インドの「さまざまな場所」に位置する実店舗での求人情報を多数掲載している。Financial Timesによると、オープン予定の店舗での採用が決まったことを、少なくとも5人がLinkedInの投稿で明らかにしているという。
Appleがこの時期に採用を始めたことで、インドで同社初となる実店舗が、何度かの延期を経て2023年第1四半期にオープンする予定だという、これまでの報道の信ぴょう性が高まったようだ。The Economic Timesは2022年7月、活気あふれる金融中心地のムンバイが、Apple旗艦店の拠点になる見込みだと報じていた。旗艦店は、高級ショッピングモール内で約2000平方メートルの規模になるという。
同社初のインド店舗の開設は、同国における販売を推進するための広範な取り組みの一環だ。インドの面積と人口を考えると、この国における同社の市場シェアは比較的小さい。インドは、世界最大のスマートフォン市場の1つだが、価格重視の市場でもあり、小米科技(シャオミ)やVivoなどの中国企業に占有されている。
またAppleは近年、サプライチェーンの中国依存度を低減するために、インドへの生産移転を進めている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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