PayPayは12月27日、「あなたのまちを応援プロジェクト」を新たに15の地域で実施すると発表した。いずれも地方自治体と連携し、2023年2月1日午前0時に開始する。
発表した地域は、岩手県、埼玉県熊谷市、千葉県鎌ケ谷市、東京都国分寺市、山梨県富士吉田市、静岡県伊東市、静岡県藤枝市、愛知県蒲郡市、三重県鳥羽市、島根県雲南市、愛媛県大洲市、福岡県みやま市、宮崎県日南市、鹿児島県枕崎市、沖縄県久米島町の15の地域。千葉県鎌ケ谷市、鹿児島県枕崎市、沖縄県久米島町では初の実施になるという。
いずれもPayPayと対象地域が指定する加盟店で実施し、対象店舗でキャンペーンを告知するポスターを掲出する予定だ。終了日時、付与するポイント数などは各自治体ごとで異なり、最大付与は鹿児島県枕崎市の40%。今回発表した15の地域を合わせ、2023年2月1日から同キャンペーンを実施する地域数は30となった。
「あなたのまちを応援プロジェクト」は、同社と地方自治体が連携して日本全国の地域経済を盛り上げるべく、「PayPay」の決済プラットフォームで支払うことでPayPayポイントを付与する取り組み。主催は各地方自治体で、PayPayが各地方自治体より業務委託を受けて運営を協力するという形になる。
同社によると、今回発表した自治体を含め、すでに425の自治体でキャンペーン実施が決定。一つの自治体が複数回のキャンペーンを実施する場合も含め、キャンペーン数は延べ795になるという。そのうち、1回目のキャンペーンの好評を受けて2回目以降のキャンペーンの実施が決定している自治体は234になるとしている。
地方自治体は、PayPayの活用により、地域経済を盛り上げるための地域振興券や商品券などの発行や換金、印刷などが不要になる。利用者も、商品券の購入などで特定の場所に出かける必要がなくなるなど、自治体、利用者双方にとって多くのメリットがあるという。
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