Appleはエントリーレベルのスマートフォン「iPhone SE」の第3世代モデルを3月に発売しており、第4世代は2024年に発売されるとうわさされている。しかし、Appleに詳しい著名アナリストMing-Chi Kuo氏によると、同社は第4世代iPhone SEの量産計画を中止または延期する可能性があるという。
iPhone SEはシンプルさと低価格が魅力で、余計な機能は要らないというユーザーにとって理想的な製品だ。現行デザインは「iPhone 8」に似ていて、4.7インチの「Retina」ディスプレイとホームボタンを特徴としている。
2024年の発売が見込まれていた第4世代iPhone SEは、ホームボタンを取り払ってモダンなフルスクリーンディスプレイを搭載し、「iPhone XR」に似たデザインになると予想されていた。しかしKuo氏によると、それが量産延期を推測する理由の1つだという。
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— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) December 21, 2022
as well as concerns that the full-screen design of the SE 4 will lead to an increase in higher costs/selling prices. As a result, Apple may need to reconsider the product positioning and return on investment for the SE 4.
フルスクリーンディスプレイを搭載するスマートフォンは、iPhone SEの現行モデルよりも生産コストが高い。したがって、消費者に対する販売価格も高くなるが、低価格が同モデルの魅力であるため、生産の費用対効果はAppleにとって芳しくない可能性がある。
Kuo氏によると、「iPhone SE 3」「iPhone 13 mini」「iPhone 14 Plus」など、Appleの低~中価格帯のスマートフォンモデルの出荷が予想を下回っていることが、iPhone SE 4の延期または中止につながる可能性があるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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