2023年の新型スマホうわさまとめ--「iPhone 15」「Pixel 8」「Galaxy S23」など - (page 3)

Lisa Eadicicco (CNET News) 翻訳校正: 編集部2022年12月16日 07時30分

サムスンの「Galaxy Z Flip5」

Galaxy Z Flip4
2022年に発売された「Galaxy Z Flip4」は、前モデルの「Z Flip3」とほぼ同じ見た目だった。
提供:Patrick Holland/CNET

 予想:Display Supply Chain Consultants(DSCC)の共同創業者であり、最高経営責任者(CEO)でもあるRoss Young氏の予想によると、サムスンの次世代折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」はより大型のカバーディスプレイを搭載するとともに、メインディスプレイの折り目が現行モデルの「Z Flip4」よりも目立たなくなるかもしれないという。同氏はZ Flip5が3インチ強のカバーディスプレイを採用し、新たなヒンジ設計によって折り目を目立たなくする可能性があるとツイートしている。これが本当なら、1.9インチのZ Flip4と比べてかなり大型になる。また、Z Fold5のようにカメラの画質やソフトウェアに一般的な改良が加わり、新しいプロセッサーが搭載される可能性がある。

 個人的な期待:カバーディスプレイがわずかでも大きなサイズになれば、「Galaxy Z Flip」製品が抱える最大の欠点の1つが解消されるはずだ。筆者の同僚であるPatrick Holland記者がZ Flip4のレビュー記事で述べているように、カバーディスプレイはサムスンがもっと力を発揮できる分野の1つだ。さらに、Z Flip5ではバッテリー駆動時間を長くしてほしい。この分野も、同社の折りたたみスマホで改良が期待できるところだと考えている。

OnePlus 11

OnePlus 10 Pro
提供:Andrew Lanxon/CNET

 予想:GadgetGangで公開されたレンダリング画像Hemmerstoffer氏のリーク情報)を見る限り、「OnePlus 11」における最大の変更点は、再設計された丸いカメラモジュールと言えそうだ。これは、「Pixel 6」シリーズやPixel 7シリーズにおけるカメラバーのように、OnePlus 11の見た目を他のAndroidスマホと差別化する、異彩を放つ特徴となっている。

 Hemmerstoffer氏はまた、OnePlus 11には6.7インチのディスプレイのほか、Snapdragon 8 Gen 2や、最大16GBのRAM、100W充電に対応した5000mAhのバッテリーが搭載されるとしている。カメラには5000万画素と4800万画素、3200万画素のセンサーが搭載されるという。中でも充電時間は注目に値する。というのも、現行機種でも既に80Wの高速充電が可能にもかかわらず(ただし、米国内では65Wが上限)、それを上回る高速化が期待できるためだ。

 個人的な期待:「フラグシップキラー」として名を揚げた同社の製品価格は近年、追い落としを狙う競合製品のそれに近づきつつある。とは言っても、同社は今も超高速充電機能など多くのハイエンド機能を搭載したデバイスを手頃な価格で販売してくれると評判だ。「OnePlus 10 Pro」は、米CNETのAndrew Lanxon記者がレビュー記事に記しているように、iPhoneの強力なライバルという立ち位置に迫りつつある。しかし、やや残念なカメラと、米国では80Wでの充電ができないという制約によって、極めて優れた製品と言えるに至っていない。同社が次世代モデルでこうした不満に取り組んでくれることを期待する。

 2023年に発売される各種スマートフォンに見られる最大の改良は、バッテリーと充電機能のほか、カメラやデザインのアップグレードに関連するものとなるようだ。その詳細は、1年を通じてサムスン、Apple、OnePlus、Googleが新型デバイスを発表するにつれ、明らかになるだろう。

 

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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