Googleは、自社の検索エンジンでより具体的な検索結果を簡単に得られるようにしたいと考えている。そこで、検索語を追加して手軽にトピックを深掘りできる機能を導入することを、米国時間12月6日に発表した。米国で英語版を利用するユーザー向けに「数日中」に導入する。「iOS」および「Android」向けアプリに加え、モバイルサイトで利用できるようになるという。
ユーザーが検索語を入力すると、プラス記号がついた追加候補の単語が、検索フィールドの下に現れる。これは検索内容を絞り込むのに適したお勧めの検索語を示すものだ。例えば、「夕食のアイデア」と検索すると、「+ヘルシー」や「+ベジタリアン」といった追加候補が現れる。ユーザーはいずれかの候補をタップするだけで、その検索語を検索フィールドに追加できる。
Googleによれば、この機能はリアルタイムで動作するため、「ヘルシー」という言葉を「夕食のアイデア」に追加すると、(検索フィールドに「ヘルシー 夕食のアイデア」と入力されて)検索結果がすぐに更新される。すると、さらにお勧めの検索語候補が現れるため、同じ操作を続けることでかなり絞り込まれた検索結果が得られるようになる。また、追加した検索候補のボタンをタップして検索フィールドから削除し、直前の検索結果に戻ることもできる。
Googleの説明によると、これらの検索候補は「人々の検索行動に関するわれわれの知識、およびウェブのコンテンツを分析した結果に基づいて」表示されるという。ユーザーは、検索語候補が表示されている行を横スクロールすることでさらなるお勧めの単語やフレーズを表示できる。これらは「動画」や「ニュース」などに絞り込むためのフィルターと並んで表示される。使いたいフィルターが表示されない場合は、行末までスクロールすると表示される「All filters」(すべてのフィルター)を使って、さらに候補を表示することができる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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