タニタ、「丸の内タニタ食堂」をリニューアルしコワーキングスペース併設へ

 タニタは12月7日、「食」と「はかる」を軸に多様な働き方やライフスタイルに寄り添った健康づくりを提案する拠点として、「丸の内タニタ食堂」を12月8日にリニューアルオープンすると発表した。

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 丸の内タニタ食堂は、タニタ本社の社員食堂のコンセプトを忠実に再現した一般向けのレストランとして、2012年にオープン。

 カロリーを500kcal前後、塩分を3g以下に抑えながら、おいしく食べ応えのある「日替わり定食」をはじめとしたヘルシーメニューを提供。丸の内エリアで働くビジネスパーソンの「社員食堂」として利用されてきた。

 一方、新型コロナウイルスの感染拡大によって生活様式が大きく変わる中、食事の摂り方も多様化していることから、飲食店での食事を控える人や外食習慣がなくなった人も一定数おり、食へのニーズは大きく変化している。

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 また、オフィス勤務とテレワークの併用が進んだり、フリーランスやパラレルワークに取り組む人が増加したりするなど、働き方の選択肢も広がっている。

 そこで今回、食へのニーズと働き方が多様化していることに対応し、あらゆる働き手に寄り添い、「健康的な食事」と「健康に関する気づき」をワーキングスペースとともに提供できる空間として丸の内タニタ食堂をリニューアルした。

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 リニューアルでは、これまで好評だった定食メニューの提供に加え、新たに店内に設置したプロフェッショナル仕様の体組成計の結果を基にした必要な栄養素が摂れるおすすめの日替わり定食やサイドメニューを提案するサービスを開始。

 具体的には、計測した体型判定に合わせて定食とともに摂れる特製の野菜ジュースなどのサイドメニューを提案。日替わり定食の中からおすすめ食材を多く含む主菜・副菜・汁物メニューを簡単に確認できるようになった。

 また、店内製造の冷凍メニューの販売やテイクアウトメニューとオフィス配送サービスを拡充し、さまざまな利用シーンに合わせて、健康的な食事を摂る機会を提供する。

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 リニューアルオープン時に提供する冷凍メニューは、ショートパスタ2種類とカレーの全3品。いずれも野菜を1食あたり120g以上使用し、冷凍食品でありながら十分な歯応えを残すことで、カロリーを抑えながらも満足感を得られやすくなっているという。

 店内で遅めのランチとして利用できるほか、持ち帰って残業中の食事にしたり、自宅での朝食にしたりするなど、ライフスタイルに合わせて活用できる。

 テイクアウト向けメニューは、ラインアップを拡充。ランチタイムには、店内で提供している定食3種の弁当のほか、タニタカフェのデリ弁当も提供。さらに、オフィス向けのケータリングサービスも行い、企業の健康経営をサポートしていく。

 加えて、新たにコワーキングスペースを開設。テーマの異なる個室5室と複数名で使用可能なグループ個室3室、オープンスペースの20席で構成。

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 個室では、「リラックス」「エネルギー」「クリエイティブ」「フォーカス」「コラボ」の5つのテーマを設定し、それぞれ異なるアロマや照明、オフィス家具やインテリアをコーディネート。仕事の合間に健康的な食事を摂ったり、健康チェックをしたりすることで、働きながら自然と健康習慣を実践できるようにサポートする。また、個室利用時には、日替わり定食を割引価格で提供する。

 同社によると、エクササイズグッズ「タニタサイズ」を使ってストレッチしたり、「タニタ体操」を実践できたりする「健康ラボ」としてのスペースも拡張しているという。管理栄養士によるカウンセリングに加え、コワーキングスペースでのデスクワークにおける疲れの解消やリフレッシュに利用可能。

 今後、同社の新商品や新サービスを体験できる場として活用することも計画している。

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