Appleに詳しい著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が米国時間12月4日に公開した情報によると、近く発表されるとみられるAppleの拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットの大量出荷は、詳細は不明だが「ソフトウェアに関連する問題」のため、2023年第2四半期の予定が下半期に延期される可能性があるという。
Kuo氏は一連のツイートで、この変更により、2023年の出荷台数は市場の予想より少なくなる見込みだとしている。
(6/8)
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) December 4, 2022
My latest survey indicates that the mass shipment schedule of Apple's MR headset may delay to 2H23 because of software-related issues (vs. the previous estimate of 2Q23).
Kuo氏は以前、Appleが2023年にヘッドセット150万台を2000ドル(約27万円)以内の価格で出荷することを目指していると伝えていた。また8月には、同社が2023年1月のイベントでヘッドセットを発表する見込みだと伝えた。
Appleが初めて手がけるヘッドセットは高額だと予想される。2021年に出回ったあるうわさでは、900ドル(約12万円)未満の他のVR製品と比べて「はるかに高額」になる可能性があるとされていた。しかし、1499.99ドル(日本では22万6800円)の「Meta Quest Pro」を上回るかどうかは不明だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス