アイデムは11月25日、総合求人サイト「イーアイデム」を通じて求人に応募した会員を対象とした「仕事探しに関する調査」の結果を公表した。調査期間は10月2日~11月5日、有効回答数は345人。
求人に応募した人を対象に、今回仕事探しをしている理由として「新型コロナウイルス感染症の影響」があるか聞いたところ、全体で29.3%が「はい」と回答したという。
同調査はひと月おきに実施しており、9月は「24.5%」だったことから、約5ポイントの上昇となった。なお、8月は「31.5%」で、2022年に入ってから増減を繰り返している。
また、希望雇用形態別に影響の有無をみると、「正社員」では36.5%で、他の雇用形態希望者よりも高かったという。
求人に応募した人に「今回の求職活動期間の中で、求人に応募する件数の目安があるかどうか」を聞いたところ、「よい条件の求人があればすべて応募したい」 が最も多く39.1%、次いで「2~5件」が33.9%、「1件だけ」が21.2%、「6~10件」が4.3%、「11件以上」が1.4%となった。1件だけ」以外を選んだ割合は全体の8割弱という。
希望雇用形態別にみると、「正社員」では、「件数に目安はなく、よい条件の求人があればすべて応募したい」の割合は41.9%だが、「パートまたはアルバイト」では「1件だけ」が25.0%、「2~5件」が35.6%となっており、雇用形態により異なる結果となった。
また、仕事探しにおける新型コロナウイルス感染症の影響の有無(P4参照)別にみると、「感染症の影響あり」の人では応募を「1件だけ」に留める人が少なかったという。
求人に応募した正社員、およびパート・アルバイト志望の人に「なぜその雇用形態を希望するのか」を聞いたところ、正社員を希望する人の回答は「将来にわたって安定して働きたいから」がもっとも多く71.6%、次いで「社会保険に加入できるから」が60.8%、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が37.8%となった。
パート・アルバイトを希望する人の回答は「自分の都合の良い時間や曜日に働きたいから」がもっとも多く61.2%、次いで「生活との両立を図りたいから」が36.2%、「興味のある仕事がパートまたはアルバイトでの募集だったから」が25.0%となった。
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