いえらぶGROUPは11月25日、不動産エージェントのケラー・ウィリアムズ・ジャパン(KW Japan)に、「いえらぶCLOUD」のOEM「ケラーらぶ」を提供したと発表した。
11月18日より、物件情報・顧客情報を「ケラーらぶ」と連携した、外国人向けの英語版不動産ポータルサイトの公開を開始している。なお、当ポータルサイトは、クリーク・アンド・リバーの制作およびプロデュースによるもの。
いえらぶGROUPによると、海外投資家による国内不動産への投資は増加していくと予想されるものの、海外投資家にとって、日本語で提供される不動産情報、書類などは、非常に煩雑であるという。
KW Japanが、いえらぶCLOUDのシステムを利用した英語版ポータルサイトから情報を提供することで、より幅広いユーザーにアプローチし、不動産探しを活性化するとしている。
いえらぶは、顧客データ管理からVR内見、電子契約など幅広い機能を提供し、不動産会社の業務を一気通貫でサポートする不動産DX企業。同社のいえらぶCLOUDは、賃貸、売買、管理に対応した不動産業務支援システムだ。自動化、オンライン化、データ分析による業務の効率化で、コストカットと売上アップが期待できる。
一方のKW Japanは、1983年にゲアリー・ケラーがジョー・ウィリアムズと共に「Keller Williams」を創業し、2019年に日本進出。各エージェントが地域に根付いた加盟店に所属してサービスを提供する、不動産業における「エージェント制」という働き方を、日本に提案した。
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