非科学的なアンケートをツイートした翌日の米国時間11月24日、Elon Musk氏はアンケート結果を発表した。「法に違反したり悪質なスパムに関係したりしていなければ、凍結されたアカウントをTwitterは復活させるべきか」という質問に対して、回答者316万人のうち72%超が、「はい」と答えた。
Musk氏は24日、ラテン語の成句を添えて、次のようにツイートした。「人々の意見は決まった。28日の週から凍結解除が始まる。『Vox Populi, Vox Dei(民の声は神の声)』」
話は変わるが、技術系ニュースレターのPlatformerによると、感謝祭の直前にエンジニア約50人を解雇したと報じられたことで、Musk氏が2022年の「Ebenezer Scrooge」賞(訳注:Ebenezer Scrooge[エベネーザ・スクルージ]は、チャールズ・ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』に登場する冷酷な守銭奴の主人公の名前)の候補に挙がっているかもしれないという。Platformerは、Twitterの一部のエンジニアが23日に、「コードが満足できるものではない」ため解雇すると書かれたメールを受け取ったというThe Vergeの報道を裏付けた。Twitterのエンジニアは以前、Musk氏にコードのサンプルを送るよう言われていた。経営する他の企業で週に「最低」40時間の勤務を従業員に求めるなど、同氏の仕事に対する「ハードコア」な姿勢は、シリコンバレーで広く知られている。
一方、The Financial Times(FT)は、現地の2人の従業員が退職した後、ベルギーの首都ブリュッセルにあったオフィスをTwitterが閉鎖したと報じた。この2人は、特にコンテンツモデレーションに関する規則を定めた欧州連合(EU)のデジタルサービス法(DSA)を順守するTwitterの取り組みを指揮していた。このオフィスは、同社と欧州の規制当局との関係を保つ重要な役割を担っていたとされる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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