半導体メーカーのNVIDIAは米国時間11月16日、大規模なクラウドベースのAIスーパーコンピューターの構築でMicrosoftと提携すると発表した。複数年にわたるコラボレーションだという。
このコンピューターは、Microsoftのクラウドコンピューティングシステム「Azure」と、NVIDIAの「A100」「H100」GPU、「Quantum-2 InfiniBand」ネットワーク、「NVIDIA AI Enterprise」ソフトウェアを統合したものになる。NVIDIAの先進的なAIスタックを組み込んだ「初のパブリッククラウド」になるという。
NVIDIAは14日、AzureがQuantum-2 InfiniBandを先行採用することを明らかにしていた。Quantum-2は高速なデータ分析やシミュレーションのためのネットワークを実現するプラットフォームだ。A100とH100はNVIDIAの強力なプロセッサーであり、科学研究や製造業などさまざまな用途に利用できる。
今回構築予定のAIスーパーコンピューターはAzureの仮想マシンを活用して、コード、テキスト、動画、画像といった新たなコンテンツの生成能力をマシンに与える、高度なジェネレーティブAIの進化を加速させるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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