ニュース記事であれ、短編小説であれ、「Safari」で読みづらいと感じることが時々あるかもしれない。「iPhone」の画面サイズが比較的小さいことだけでなく、気が散ることもその理由だ。例えば、広告やバナー、自動再生動画がよくあるものだが、そのせいで、内容に集中しづらくなることがある。
ユーザーが読み物に集中できるようにするため、Appleは10年以上前にSafariに「リーダー」モードを導入し、気を散らすものが画面に表示されないようにした。リーダーモードを有効にすると、ウェブページが組み直され、関連するテキストと画像だけが表示されるので、ユーザーは閲覧中のコンテンツに集中しやすくなる。
iPhoneのブラウザーで文字を読むことが多いにもかかわらず、リーダーモードを使っていない人は、使ってみるべきだ。本記事では、この生産性向上機能を有効にする方法を2つ紹介する。ぜひリーダーモードを有効にして、最も重要な情報を読むことに集中できるようになってほしい。
Safariを起動したら、話題のニュース記事でも詳細な特集記事でもいいので、読みたい情報があるページに移動する。それから、ページ上部の検索バーの左側にある「ぁあ」というアイコンを1秒ほど押すだけで、リーダーモードが有効になる。
表示中のページがリーダーモードに対応していない場合は、指にわずかな触覚フィードバックがあるだけで、何も起きない。この現象は、検索エンジンの結果ページ(Googleなど)や複数の記事へのリンクがあるホームページで発生することが多い。
リーダーモードを無効にしたいときは、ぁあアイコンをもう一度押す。
リーダーモードは1回押すだけで瞬時に有効にできるが、気を散らすものをもっと簡単に非表示にする方法がある。数回タップするだけで、1つの記事だけでなく、お気に入りのウェブサイト上にあるすべての対応ウェブページを対象に、リーダーモードを自動的に有効にすることが可能だ。
この機能を有効にするには、Safariでリーダーモードを有効にしたいウェブサイト上にある任意のページに移動する。次に、画面左上にあるぁあアイコンをタップ(長押しではない)した後、表示されたリストで「Webサイトの設定」をタップする。ウェブサイト固有の設定がいくつか表示されるので、「自動的にリーダーを使用」を有効にする。これで、そのウェブサイトにアクセスするたびに、ウェブページの読み込み完了後にリーダーモードが自動的にオンになる。
リーダーモードを無効にしたいときは、ぁあアイコン>「リーダーを非表示」の順にタップする(ページを更新すると、再びリーダーが表示される)か、あるいは、「自動的にリーダーを使用」を無効にして、恒久的に非表示にするといい。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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