台湾を本拠とするGOGOOUTは11月4日、レンタカー予約のオンラインプラットフォーム「gogoout」を活用した訪日外国人観光客向けのレンタカー予約サービスについて、10月21日から沖縄と北海道で開始したと発表した。
gogooutを利用すれば、慣れ親しんだ言語を使って、ウェブサイトやアプリで予約から決済までを完了できる。ウェブサイトやアプリ上に掲載されているレンタカーは、すべて同社がパートナーシップを結んだ認定事業者の登録車で、そのほとんどが新車から5年以下の状態の良い車両になるという。
中国語、英語による説明と、写真やわかりやすいアイコンとともに、車両のコンディション、ドライブレコーダーやGPSの有無、保険の適用範囲、事業者の所在地などを一覧で表示する。予約保証や返金制度も付いているため、安心してサービスを利用できるという。
多様化する決済方法にも対応。メール通知や車両管理など、レンタカー業務のDX化や、ユーザーとの円滑なコミュニケーションをサポートする2カ国語でのカスタマーサービスを提供するとしている。
同社は、2016年に台湾で創業。レンタカー予約のオンラインプラットフォームとなるgogooutを、主に中国語と英語圏でサービス展開している。台湾国内外の9000社のレンタカー事業者と10万台のレンタカーから、目的地や用途に応じたレンタカーを予約可能。台湾全土と離島を自由にアクセスできるネットワークがあるほか、アメリカの主要都市やマレーシアなど、グローバル展開も積極的に実施しているという。
同社は日本国内の従来のレンタカーサービスについて、事業者や車両の検索、料金やサービス比較などを利用者自らが実施する必要があり、言葉の壁などの課題があると指摘している。
10月の台日観光解禁に伴いサービスを開始し、沖縄と北海道では多数のレンタカー予約を受注したという。今後は九州でもサービスを展開する予定としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス