太陽光発電パネル付き電気自動車(EV)を手がけているドイツのSono Motorsは、サブスクリプション型レンタカー事業のドイツFINNに、1万2600台のSUVタイプEV「Sion」を販売すると発表した。
FINNは、ミュンヘンに拠点を置く企業。ドイツと米国で、サブスクリプション型のレンタカーサービスを展開している。保有車両のうち、3割がEVだという。
Sono Motorsは、ソーラー発電パネルの電力で走行距離を伸ばせるEVの開発企業。乗用車のほか、バスやトラックなどの開発にも取り組んでいる。
Sionは、SUVタイプのEVで、価格は2万5000ユーロ(約360万円)ほど。容量54kWhのバッテリーを搭載しており、305kmの走行が可能。ソーラー発電による走行距離の伸長効果は、平均で週112kmとしている。最高速度は、時速140km。
Sionの量産は、2023年下半期に始める予定。FINNに対しては、2024年にまず100台納車する。その後、毎年2500台のペースで納車していく。FINNは、Sionをドイツのサービスで使用する。
Sono Motorsは、消費者からのSion購入予約も受け付けており、すでに2万台以上の予約が入っているそうだ。
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