クックパッドは10月26日、増加する共働き子育て世帯(DEWKs:Dually Employed With Kids 世帯)の課題解決を目指し、生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り用生鮮宅配ボックス「マートステーション」の保育園への設置を強化する「クックパッドマート for 保育園」を開始した。
DEWKs世帯では、家事・育児・仕事などにより、日常的に自由に使える時間や人手が慢性的に不足している。また、子供連れでスーパーなどに行く必要があり、小売店で買い物をするのは、「混雑時間帯にレジに並ぶ必要がある」「店内を動き回る子供の様子を見ながらだと落ち着いて買い物ができない」といった課題がある。
同社が2018年より展開しているクックパッドマートは、利用者の多くがDEWKs世帯だという。「子供を連れてスーパーで買い物をするのが大変」「宅配サービスでは受け取りのために在宅が必要で急な予定変更に対応しづらい」といった、従来の買い物手段で直面していた課題の解決に貢献しており、サービスの利便性や品揃えの豊富さが高く評価されているという。
また、DEWKs世帯が生活動線上でスムーズにクックパッドマートが利用できるように、2019年には保育園に「マートステーション」の設置を開始。
保育園は、共働きの親が日々訪れる場所であることから、迎えと同時に食材を受け取ることで買い物が完結できる点が、導入施設の保護者・施設関係者双方より高く評価されているという。
現在、未導入の園の保護者や施設関係者からも多くの要望が寄せられていることから、DEWKs世帯の課題を解決する施策のひとつとしてクックパッドマート for 保育園を開始。今後、保育園へのマートステーションの導入を強化する。
保育園に「マートステーション」を設置することで、保護者は子供の迎え時に「クックパッドマート」で注文した商品を受け取り、買い物を完結することができるようになる。
さらに、同社ではクックパッドマートアプリに、マートステーション未設置の保育園への設置をリクエストできる機能を追加した。リクエストは、園児の保護者、保育園スタッフ、施設運営者が行うことができ、寄せられたリクエストを元に、クックパッドマート担当者が保育施設運営事業者へと設置についての提案を行うという。
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