Appleは、米国時間10月18日、午前中いっぱいウェブストアを一時的に閉じたのち、第10世代の「iPad」を発表した。
「iPad Pro」や「iPad Air」でもなければ、「iPad mini」でもないが、大型化した10.9インチの「Liquid Retina」ディスプレイ、「A14 Bionic」チップ、12MPのメインカメラ、5G通信、USB-Cなどの新機軸を採用しており、無印のiPadながら、これからの年末商戦シーズンに向けてなかなか魅力的な存在になるに違いない。
ただし、機能の向上に伴って価格も上昇している。2022年モデルのiPadは、価格が449ドル(日本版は6万8800円)からとなり、2021年モデルからは120ドル(1万9000円)も跳ね上がっている。1年しか経っていないアップグレードとしては割高感があることから、初めてのiPadとしては2021年モデルも最新モデルに劣らず有力な候補になりそうだ。
どちらのタブレットを選べばよいか、あるいは第10世代のiPadが大枚をはたくのにふさわしいかどうか迷っている方のために、選択の決め手となる主な理由を挙げてみた。
Apple iPad(第10世代) | Apple iPad(第9世代) | |
---|---|---|
ディスプレイ | 10.9インチ「True Tone」対応Liquid Retinaディスプレイ | 10.2インチTrue Tone対応「Retina」ディスプレイ |
重量 | 477g | 487g |
プロセッサー | A14 Bionicチップ、16コア「Neural Engine」搭載 | 「A13 Bionic」チップ、8コアNeural Engine搭載 |
ストレージ | 64GB/256GB | 64GB/256GB |
カメラ | 12MP広角f/1.8、12MP横向きf/2.4前面カメラ | 8MP広角f/2.4、12MP f/2.4前面カメラ |
バッテリー | 最大10時間の動画再生、USB-C経由で充電 | 最大10時間の動画再生、「Lightning」経由で充電 |
通信方式 | 5G(sub-6GHz)、Wi-Fi、セルラー | Wi-Fi、セルラー |
色 | シルバー、ピンク、ブルー、イエロー | スペースグレイ、シルバー |
価格 | 449ドル(6万8800円)から | 329ドル(4万9800円)から |
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