Googleは米国時間10月20日、「Android」ユーザーがより快適にメッセージをやりとりできるよう、「メッセージ」アプリをアップデートすると発表した。アップデートの内容には、音声メッセージの文字起こし機能や、ユーザーインターフェース(UI)の改善などが含まれる。
10月初旬に開催されたイベント「Made by Google」で、同社は「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」に搭載した音声メッセージの文字起こし機能を発表した。
この音声メッセージの文字起こし機能は、メッセージを聞くのではなく読めるようにするもので「Pixel 6」シリーズや、サムスンの「Galaxy S22」「Galaxy Z Fold4」でも利用できるようになった。
メッセージへのリアクションに関する変更もある。Rich Communication Services(RCS)が有効な場合に会話内の個別のメッセージに返信したり、「iPhone」からのメッセージでもテキストに絵文字でリアクションしたりできるようになる。
だが、RCSとiMessageの互換性の問題により、iPhoneユーザー側では、絵文字リアクションが送信側と同じように(実際のメッセージに押された絵文字として)表示されない。iPhoneユーザーは、使用された絵文字の内容を示すテキストの通知を受け取る。iPhoneユーザーとAndroidユーザーが混じったグループチャットの場合は、Androidユーザーには、意図されたとおりに絵文字が表示される。
また、重要だと思われるメッセージに星印を付けるようサジェストしてくれるようになり、メッセージの分類を手助けしてくれる。リマインダーの設定も可能になった。
さらに、メッセージのやり取りを中断することなく、メッセージアプリ内で直接YouTube動画を視聴できるようになった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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