固定翼型ドローンによる配送サービスを手がけるZiplineは、米国のユタ州ソルトレイクシティで医薬品の配送を開始すると発表した。すでに、試験飛行は数週間前から実施している。
ソルトレイクシティを含むソルトレイクバレー地域でZiplineの配送サービスを利用できるのは、ユタ州などの医療機関を結んでいる非営利システム「Intermountain Healthcare」に登録している患者など。一般的な医薬品のほか、処方薬の配送も受けられる。
利用希望者は、まずウェブサイトで申し込む。Ziplineは、配送先までの距離や周囲の状況を確認し、問題なければ手続きを進める。
サービス開始当初の対象エリアは、配送センターから数マイル以内とする。その後、段階的に配送センターを増やすなどして、利用可能な地域を広げていく。
なお、Ziplineはアフリカのルワンダや長崎県の五島市で配送サービスを提供中。五島では、医薬品だけでなく、食品や日用品の配送も始めた。
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