「Apple Watch Ultra」は、Apple Watchのこれまでのモデルより修理しやすいかもしれない。修理専門サイトのiFixitは米国時間9月27日、この新型スマートウォッチの分解レポートでそう評した。同社はそれを示すポイントとして、デバイスの外側にねじが見えていることを挙げた。
デバイスを裏返すと、4つのねじで固定された背面ケースが、iFixitが今回明らかにしたAppleの「システムインパッケージ(SiP)」を覆っている。この密閉されたカプセルの中に、センサーと時計のすべての内部機構が搭載されている。これらのねじがデバイスの外側から見える唯一のものであるため、センサーは比較的素早く簡単に交換できるが、バッテリーを取り出すには、デバイス前面のディスプレイをこじ開けなければならない。
ディスプレイをこじ開けるのは難しく、その際にディスプレイがガラスから外れてしまうリスクが高いと、iFixitはレポートで述べている。ディスプレイの裏側では、バッテリー本体が金属製のケースで保護されており、接着剤ではなく4つのねじで固定されているため、バッテリーは格段に交換しやすくなった。
AppleにApple Watch Ultraの修理を依頼すると、バッテリーの交換には99ドル(日本では税込1万4900円)かかる。Appleでは、Apple Watch Ultraの「その他の損傷」の修理を499ドル(同7万5800円)で受け付けている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス