Ford Motorは、自動車のドライバーに見えにくい歩行者の存在を知らせる技術の開発に取り組んでいる。Bluetoothで歩行者のスマートフォンと自動車とを通信させ、必要に応じてドライバーに警告するという。
この技術では、まずBluetooth Low Energy(BLE)通信機能を備える専用のアプリを、歩行者のスマートフォンにインストールしておく。自動車の情報システムは同アプリとの通信を試み、進行方向に歩行者がいてドライバーの死角に入っている場合、警告を発する。もちろん、歩行者だけでなく、自転車やバイクに乗っている人などの存在を知らせることも可能だ。
同技術の開発には、Commsignia、PSS、オハイオ州立大学、T-Mobile、Tome Softwareも協力している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス