Googleは米国時間9月12日、サイバーセキュリティ大手Mandiantの買収を完了した。買収金額は約54億ドル(7700億円)。
Mandiantを加えることでGoogleのセキュリティ能力は大幅に向上すると、Googleは発表の中で述べた。また、脅威インテリジェンスへのアクセスを強化するとともに、クラウドとオンプレミスの両方を網羅するエンドツーエンドセキュリティ製品を顧客に提供できるようになるという。
1株あたり23ドルの現金取引で行われたこの買収は3月に発表されていた。買収条件に基づき、MandiantはGoogle Cloudに加わるが、独自ブランドを継続する。
バージニア州レストンを拠点とするMandiantは、その脅威インテリジェンスで知られており、世界最大手の企業から、大規模なデータ侵害を受けた後のデジタル防衛策の調査と強化を求められることも多い。2013年にFireEyeに買収されたが、2021年に「FireEye」事業が売却されたことを受け、Mandiantとして再出発した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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