Googleは、「Android」デバイス向けにさまざまな無料の新機能を追加した。ファイルを一度に複数のデバイスに共有できる機能や、聴覚障害のあるユーザー向けの音検知通知をカスタマイズする機能、YouTubeの動画を大人数で一緒に視聴できる機能などがある。
Googleが「Pixel」スマートフォン向けに提供している機能アップデート「feature drops」にみられる多くの小さな機能改善と同様、Googleが米国時間9月8日のブログ記事で明らかにした新機能も若干寄せ集めの感があるが、いくつかの分野でクオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善するものでもある。今後数週間のうちにAndroidユーザーは、Appleの「AirDrop」のようなローカルファイル共有機能であるGoogleの「Nearby Share」(周辺ユーザーとの共有)を利用することで、同じアカウントにサインインしている複数のAndroidデバイスへ一度に複数のファイルを送信できるようになる。ファイルは画面をオフにしていても受け取れる。
「Sound Notifications」(音検知通知)機能は、これまで聴覚に障害があるユーザー向けに火災警報器、水の流れる音、ドアのノック音など特定の音について警告するものだったが、サイレン、鳥のさえずり、「Slack」の通知音など、通知を起動させる音のリストをカスタマイズして追加できるようになった。
「Google TV」にも、視覚に障害があるユーザー向けの新機能として、音声ガイド付きの動画を集めたライブラリーが追加された。リストを探すには、「Googleアシスタント」のボタンを押して、「Search audio description movies」(音声ガイド付きの動画を検索して)と指示すればいい。
「Google Meet」を通じて最大100人の友人同士でYouTubeの動画を同時に視聴したり、「UNO」や「Heads Up!」など以前から人気のあるいくつかのゲームをプレイしたりすることも可能になった。この新たなライブ共有機能は、メニューバー右下の3点ボタンからアクセスできる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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