Appleは、9月8日に開催された新製品発表イベント「Far Out.」で、新モデルとなる「iPhone 14」シリーズを発表した。
「iPhone 14」は6.1インチ、「iPhone 14 Plus」は6.7インチのディスプレイを搭載している。カラーバリエーションは、ブルー、パープル、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの5色だ。2つの背面カメラと「一日中」使えるバッテリーを備えている。「iPhone 13 Pro」と同じ「A15 Bionic」が搭載されており、Appleによると内部設計の改良により18%高速化されているという。両機種とも、2020年に発売された「iPhone 12」、2021年に発売された「iPhone 13」と同様の外装ケースを採用している。
Appleはこの2年、iPhoneの小型モデル「mini」を発売してきたが、14シリーズには含まれていなかった。
iPhone 14の価格は、iPhone 13と変わらず799ドル(日本では11万9800円)からで、9月16日に発売される予定だ。iPhone 14 Plusは899ドル(日本では13万4800円)からで、10月7日に発売される。両モデルとも9月9日から予約受付を開始する。
カメラについては、両機種とも12メガピクセルのメインレンズがアップデートされ、絞り値が向上し、モーションキャプチャーが強化される。「アクションモード」と名付けられた新しい動画手ぶれ補正モードによって、動きながらの動画撮影でも滑らかな動画を撮影できる。12メガピクセルのフロントカメラは、暗い場所での撮影性能が最大2倍向上している。
うわさされていたとおり、新しいiPhone 14シリーズでは物理的なSIMカードスロットが削除された。また、衝突事故検出機能や、緊急時のための衛星接続機能も追加される。衛星接続機能は北米では11月から提供が開始され、iPhone 14を購入すると2年間無料で利用できる。
Appleは、iPhone 14と14 Plusに加えて、従来のノッチに代わり、フロントカメラとFace IDセンサーを楕円形のデザインに刷新した「iPhone 14 Pro」と「14 Pro Max」も新たに発表した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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