ノイズキャンセル性能が2倍に--アップル、第2世代「AirPods Pro」発表

 アップルは9月8日、第2世代となるAirPods Proを発表した。日本では9月9日午後9時から予約受付を開始し、9月23日に発売予定。価格は3万9800円(税込)。


第2世代AirPods Pro

 第2世代AirPods Proは、初代のデザインをほぼ踏襲しながら、新設計のH2チップを搭載した。これによって、第1世代比で最大2倍のアクティブノイズキャンセリング性能を実現したという。


 外部音取り込みモードは「適応型環境音除去」機能に対応。毎秒4万8000回の処理によって、通過するクルマのサイレンや、工事の音、さらにはコンサートでの大音量スピーカーなどのノイズを自動的に選択して抑えられるようになった。

 また、新しいオーディオドライバと専用アンプを採用。クリアなサウンドを広い周波数で楽しめるようになったという。イヤーチップはこれまでのL、M、Sの3サイズに加えて、新たにXSサイズを用意した。


 タッチセンサーを新たに搭載することで操作性も向上させた。軸にある感圧式センサーの部分を指で上下にスワイプすることで、音量を調節できるようになった。


 充電ケースを刷新し、iPhoneの「探す」機能を用いて、ケース自体の紛失を防げるようになった。また、スピーカーを搭載し、紛失時にケースから音を鳴らすことも可能だ。耐汗耐水性能に対応するほか、ストラップホールも新たに搭載した。


 バッテリー寿命は第1世代に比べて再生時間が1時間半伸びた。アクティブノイズキャンセリングをオンにした状態で、最大6時間の再生が可能だという。ケースを使って4回のフル充電を加えた状態では最大30時間の再生が可能で、これは第1世代よりも6時間長いとしている。

 充電の選択肢も増えた。従来からあるライトニング端子、MagSafe充電器、Qiワイヤレス充電に加えて、Apple Watchの充電器も使えるようになった。

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