ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は8月25日、一部の国と地域で「PlayStation 5(PS5)」を値上げすると発表したが、Microsoftは現時点で「Xbox Series X」「Xbox Series S」を値上げする予定はないとしている。
Microsoftの広報担当者は、米CNETの取材に対し電子メールで次のようなコメントを寄せた。「当社のファンに素晴らしいゲームの選択肢を提供するため、われわれは常にビジネスを見直している」「Xbox Series Sの希望小売価格は299(.99)ドルのままで、Xbox Series Xは499(.99)ドルだ。各国市場とその現行価格についても同じことが言える」。なお、日本ではXbox Series Sが税込3万2978円、Xbox Series Xが同5万4978円となっている。
任天堂も先ごろ、携帯ゲーム機「Nintendo Switch」を値上げする予定はないと述べてユーザーを安心させた。
SIEは、25日に公式ブログでPS5の値上げを発表した。欧州、中東、アフリカ、ラテンアメリカ、カナダ、そして日本を含むアジア太平洋の一部の国と地域が値上げの対象になるとし、「現在の世界的な経済環境においてさまざまな産業が変化を余儀なくされる状況下、(中略)どうしても避けることのできない決断」だったとしている。
PS5と同様、Meta Platformsも8月より、「製造および出荷コストの上昇」を理由に仮想現実(VR)ヘッドセット「Meta Quest 2」の価格を100ドル(約1万3800円)引き上げた。新型コロナウイルスのパンデミックを受けた部品不足が供給不足を招き、部品価格の上昇につながった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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