Intel製Wi-Fiチップの生産コストは、2022年に入って上昇を続けている。同社は2022年内にマイクロプロセッサーおよび周辺チップ製品の価格を引き上げるという。Nikkei Asiaが現地時間7月14日に報じた。
Intelのプロセッサーは、DellやLenovo、HPなどのコンピューターに搭載されているため、これら各社のデバイスは生産コストがさらに上昇することになる。
インフレによる生産コストと材料費の高騰を受け、IntelはPC用およびサーバー用CPUの価格を引き上げる。Wi-Fiをはじめとする無線接続用チップなど、他の主力製品も大幅に値上げする。広報担当者William Moss氏は米CNET宛てのメールで、これらの変更について顧客への通知を開始したと述べている。
値上げ率はチップによって異なる見込みだが、パーセンテージで1桁台か2桁台の上昇になる製品もあり得るとNikkei Asiaは報じている。
米国では現在、全土で急激にインフレが進み、景気後退が懸念されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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