Appleは、「iPadOS 16」をスキップして2022年秋以降にアップデートを延期し、「iOS 16」リリース後に「iPadOS 16.1」としてリリースする。同社が米国時間8月23日、TechCrunchからの取材で認めた。
Appleは、TechCrunchに寄せたコメントの中で次のように述べた。「今年はiPadOSにとって特に重要な年だ。『iPad』に特化した機能を備える独自のプラットフォームとして、個別のスケジュールで柔軟にiPadOSを提供する」「iPadOSはこの秋、iOSの後に、無料のソフトウェアアップデートでバージョン16.1としてリリースされる」
iPadOS 16.1の具体的なリリース日は明らかにされなかった。
iPadOSの次期アップデートの延期により、Appleが2019年以降維持してきた「iOS」との同時リリーススケジュールは崩れることになる。同社はリリース日を延期する理由を説明していないが、開発チームがソフトウェアを微調整するための時間が必要なのかもしれない。
Appleは、9月に「iPhone 14」とiPadの次期モデルを発表する可能性が高い。現時点でのiPadに関するうわさによると、ベースモデルが新しいデザインになり、Lightningポートを廃止してUSB Type-Cに変更する可能性がある。「iPad Pro」はプロセッサーがアップグレードされ、最新の「MacBook Air」と「MacBook Pro」にも搭載されているAppleの新チップ「M2」を採用するとみられている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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