ゼンハイザーは、ワイヤレスヘッドホン「MOMENTUM 4 Wireless」を発表した。アダプティブノイズキャンセリングを搭載し、最大60時間の長時間再生を実現する。発売は8月23日から順次。想定税込価格は5万4890円になる。
本体には、Bluetooth用のクアルコムチップと、DACとANCの役割を担うチップを搭載した2チップ構成。バッフルの角度を調整し、サウンドがユーザーの耳に、よりダイレクトに届くようなデザインにしたアングルバッフル技術により、高域を耳に届きやすく、より自然な音に仕上げたという。
8個のマイクを備え、ANCの性能と通話品質を大幅に向上。ゼンハイザーのヘッドホンシリーズとしては初めてとなるMEMSマイクを搭載することで、ノイズカットの性能を大きく上げているとのこと。設置位置もエッジのない場所を選ぶことで、風の影響を受けにくく、クリアな通話をサポートしているという。
ANCは、周囲の騒音に合わせて自動で調整するアダプティブノイズキャンセリングを採用。イヤーパッドの形状も一新することで、厚みをスリムにしながらも遮音性を上げ、パッシブノイズアイソレーションの向上を高めたとしている。周囲の音を取り入れたい時は、タッチ操作ができる外音取り込み機能を搭載。取り込み具合はタッチパネルで調整ができ、ヘッドホンを装着したままの会話にも対応する。
ヘッドホンを外すと自動で停止、装着すると自動で再生を開始するスマートポーズ機能により、スマートな使い方をサポート。ヘッドホンを持てば自動で電源オン、使わない状態で15分放置すれば自動で電源オフになるオートオン、オフにも対応する。
コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveに対応。本体重量は約293gで、キャリーケースのほか、USB Cケーブルと1.2mのオーディオケーブル、航空機用アダプターが付属する。ボディカラーはブラックとホワイトの2色。ブラックは9月下旬の発売を予定している。
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