ゼンハイザーは5月20日、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルである「MOMENTUM True Wireless 3」の発売を開始した。クアルコム製のチップに加え、ノイズキャンセリング制御とDAC機能をもたせたDSPチップを搭載し、イヤホン性能を高めたという。店頭想定税込価格は3万9930円になる。
7mm口径のダイナミックドライバー1基を搭載し、歪みを抑え、正確で深みのある低域、ナチュラルでクリアな中高音域を再現。「IE 600」と同様のアコースティックバックボリューム機構を備えることで、澄んだ中音域を再生する。
プロセッサはクアルコム製とDSPチップの2つを備え、音質を大幅に進化。音の表現力が格段にアップさせることに加え、DSPチップはノイズキャンセリングを制御する機能も持っているため、独自のアルゴリズムを用いることで、フィードフォワード式とフィードバック式を合わせたハイブリッド方式とあわせ、音質を損ねないノイズキャンセリングを実現したとしている。
1つのイヤホンに3基のマイク、合計6基を搭載し、左右合わせて4基のビームフォーミングマイクにより声を集音し、さらにノズル内に設置したイヤーチャンネルマイクで低域を拾い、耳管や骨を通して体の中で響く音を集音することで、正確でクリアな通話音声をサポート。電話でもオンライン会議でも聞き取りやすい音を届ける。
バッテリーライフはイヤホン単体で最大7時間、充電ケース併用で最大28時間の使用が可能。Qiワイヤレス充電にも対応する。オーディオコーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveに対応。IPX4の防滴仕様で、XS、S、M、Lサイズのイヤーピース、S、M、Lサイズのイヤーフィンセットを同梱する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」