アップル、コロナ禍でも「iPhone」需要は衰えず--3Q決算

Ian Sherr (CNET News) 翻訳校正: 編集部2022年07月29日 07時58分

 Appleの「iPhone」売上高は、新型コロナウイルスの感染再拡大と数十年ぶりの高いインフレ水準にもかかわらず、やや増加した。

Appleのロゴが表示されたスマートフォン
提供:Sarah Tew/CNET

 Appleの第3四半期(4~6月期)に、「iPhone 13 mini」(699ドル、日本では9万9800円)から「iPhone 13 Pro Max」(1099ドル、同15万9800円)にいたるまでの同社の最新スマートフォンに対する高い需要は続いた。「Mac」コンピューター、「iPad」タブレット、ウェアラブル製品のカテゴリーは、すべて売上高がやや減少したが、Appleの最高財務責任者(CFO)を務めるLuca Maestri氏はReutersとのインタビューの中で、少なくとも一部の要因は供給の制約だったとしている。iPhone以外で売上高が増加したのは、「Apple TV+」などのサービス部門のみ。

 全体の利益は194億ドルで、前年同期から11%減少した。1株あたり利益は1.20ドルだった。売上高は830億ドルで、前年同期の814億ドルから2%近く増加した。この業績は、アナリストの平均予測を上回っている。Yahoo Financeが公開した集計結果によると、アナリストの平均予測は、売上高828億ドル、1株あたり利益1.16ドルだった。

 iPhoneは特に安定した需要を示し、売上高は407億ドルで、前年同期の396億ドルから3%近く増加した。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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