あなたがもし、頻繁にものをなくしてしまうタイプなら、このヒントで人生が変わるかもしれない。Appleの「AirTag」を、紛失しがちなあらゆるものに付けよう。
AirTagを見つけるには、それがBluetoothの範囲内になければならないが、Appleの「探す」機能を使えば遠くにあっても見つけられる。これは、AirTagを紛失モードにすると「探す」ネットワークで検知されたときに知らせてくれるというものだ。ただしその場合、他のAppleデバイスがAirTagの近くになければならない。
AirTagを付けると便利なアイデアを5つ紹介しよう。
行ったことのない場所でキャンプをするなら、テントにAirTagを置いておくと、簡単に見つけられて便利だ。例えば、1日に何キロもハイキングをする場合、「探す」を使ってAirTagを置いたテントの場所を検索すれば帰り道が分かる。ただし、そのためには他の誰かのAppleデバイスがAirTagの近くにあることが前提なので、誰もいない大自然の中では当てにできない(これは、AppleがペットにAirTagを付けないようアドバイスしている理由でもある)。
レストランやバー、友人の家にコートを忘れてきたことが何回あるだろう?思ったより暖かい日の外出や、荷物やテイクアウトのコーヒーで両手がふさがっている時などには特に、店にジャケットを忘れがちだ。
出先でジャケットをコートハンガーや椅子の背に掛けることが分かっているなら、AirTagをジャケットのポケットに入れておこう。そうすれば、ジャケットをどこに置いたかが分かる。お気に入りのジャケットをまたなくさずに済むし、新しいジャケットを買うために出費することもない。
空港内は経路が分かりにくく、特に預けた荷物の受け取り場所を探すのは大変だ。自分のスーツケースがターンテーブルに乗って出てくるまでに30分待つこともあるし、なくなることもある。スーツケースを探すストレスを減らすために、AirTagを中に入れておこう。そうすれば、所在を追跡できる。
AirTagが中に入っていれば、スーツケースが機内に残されているのか、ターンテーブルに乗っているのに見つけられないのか、誰かが取り違えて持って行ってしまったのかが分かる。スーツケースがどこにあるかが分かれば、状況に対処して目的地に向かえる。
同僚たちからついでにコーヒーのテイクアウトを頼まれた時など、カフェにノートPCの入ったバッグを置いてきてしまいがちだ。両手がふさがった状態でどうやって車のドアを開けようかと考えている時に、忘れずに自分のバッグを持って席を立つのは難しい。
そんな時のために、バッグのポケットにAirTagを入れておくのはいい考えだ。高価なノートPCの所在が分かるだけでなく、ノートPCに保存されている会社の機密情報や個人情報を守れる。
自分で経験したことはなくても、次のような話を聞いたことはあるだろう。自転車で帰宅し、水や軽食を取っていたら自転車を外に放置していることを忘れて盗まれてしまった。または、自転車で店に行き施錠せずに駐輪し、買い物をして戻ってきたら消えていた、など。
AirTagを自転車の見えないところに隠しておけば、簡単に追跡できる。だが、自分で追跡するのはお勧めしない。危険を避けるため、警察に通報して自転車を回収してもらうのが最善だ。
この方法は、車にも有効だ。盗まれたりレッカー移動されたりしても追跡できる。あるいは、どこに駐車したか忘れてしまった場合も。ちなみに、iPhoneを持っていて車と直接Bluetooth接続している場合は、そのiPhoneで最後に車を停めた場所を見つけることができる。
AirTagがよく利用されるのは次のようなアイテムだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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