ロイヤル顧客を蓄積、分析できる「coorum」を提供するAsobica、総額27.2億円を調達

 カスタマーサクセスプラットフォーム「coorum(コーラム)」を提供するAsobicaは7月26日、複数の投資家からの第三者割当増資などにより、総額27.2億円の資金調達を実施したと発表した。

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 PKSHA SPARX アルゴリズム1号、千葉道場ファンド、サイバーエージェント・キャピタル、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルといった既存投資家に加え、新たにEight Roads Ventures Japan、Salesforce Ventures、電通ベンチャーズ2号ファンド、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム、みずほキャピタル、あおぞら企業投資を新規投資家としている。

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 同社が運営するcoorumは、コミュニティを中心とした統合型カスタマーサクセスプラットフォームで、ロイヤル顧客を蓄積、分析できるという。「企業と顧客がつながる場」の提供によって、収益貢献の高いロイヤル顧客を生み出すためのドライバーを理解し、売上拡大に向けた一手を発見できるとしている。

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 2019年10月の提供開始から約2年半で、カインズ、グリコ、エポスカード、マネーフォワード、サイボウズなどの多くのブランド、製品がcoorumを導入。直近では、継続率99%、MRR430%の事業成長を実現している。

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 今回調達した資金は、coorumの認知拡大に加え、カスタマーデータの統合、活用を軸にさまざまなブランドや製品の更なる顧客体験の向上に活用するという。

 また、電通ベンチャーズ2号ファンド、博報堂DYグループのデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム、サイバーエージェント・キャピタルの資本参加を受け、広告代理店各社とのアライアンスを強化し、更なる事業拡大を目指すとしている。

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