「Facebook」を運営するMetaにGIPHYの売却を求めた英競争・市場庁(CMA)の要求を英裁判所が棄却したと、Bloombergが米国時間7月18日に報じた。CMAは2021年、MetaによるGIPHYの買収がソーシャルメディアユーザーや広告主に害を与える恐れがあるとして、GIPHYの売却をMetaに命じていた。
GIPHY買収の是非は、市場競争に対する影響のさらなる調査に向けて、CMAに差し戻されることになる。
英競争控訴審判所は6月、GIPHY売却をMetaに命じたCMAの決定を大筋で支持したが、CMAがSnapchatによるGfycat買収をMetaに適切に通知せず、同社の弁護に有効だった可能性がある情報を伏せたとの判断を示した。Metaの広報担当者は当時の回答で、認められたその主張について強調していた。
Metaは2020年5月にGIPHYを4億ドル(約550億円)で買収し、同社の「Instagram」チームに統合する計画だった。同社は、18日の裁判所判断に関するコメントを避けた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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