Twitterは米国時間7月12日、440億ドル(約6兆円)での買収完了を求めてElon Musk氏を提訴した。こうして口火が切られた法廷闘争は、長期に及ぶ厄介な戦いになる可能性が高い。
Twitterはデラウェア州の衡平法裁判所に提出した訴状で、次のように主張している。「Musk氏は2022年4月、Twitterと拘束力のある買収契約を締結し、取り引きを成立させるために最善を尽くすことを約束した。それが3カ月も経たないうちに、Twitterとその株主に対する義務を果たすことを拒否している。なぜなら、自ら署名した契約が同氏の個人的な利益に見合わなくなったからだ」
Musk氏は8日、Twitter宛ての書簡の中で買収を撤回することを明らかにした。その際、Twitterは買収契約の履行に向けて法的措置を取る計画だとしていた。
Musk氏は、Twitterがスパムアカウント数の推定方法に関する詳しい情報を開示しないことで契約に違反したと主張していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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