ナビタイムジャパンは7月7日、「乗換NAVITIME」アプリにおいて、電車の「運転再開予測」機能を提供すると発表した。運転見合わせが発生した際、運転再開の目安時間を確認できる。
運転再開予測は、運転見合わせが発生した場合に電車が復旧するまでの時間を予測する。乗換NAVITIMEのアプリ上の運行情報画面から、運転再開までの予測所要時間を確認できる。
また、運行情報の詳細画面では、過去の復旧実績をグラフで確認可能。運転再開予測と過去の復旧実績を比較できるため、復旧時間が長くなるケースや短くなるケースも視野に入れ、意思決定に活用できるという。
遅延が発生している路線を避ける「迂回ルート検索」とあわせて確認すれば、到着時間の比較が可能。運転再開を待った方が早く目的地に到着するケースもあり、迂回するべきか、待つべきかの判断の一助になるとしている。
対象路線は、JR東日本、東急電鉄、西武鉄道、都営地下鉄。今後はエリアの拡大も検討する。
なお予測データは、よりリアルタイム性の高いデータとして鉄道事業者が運営する公式Twitterアカウントの発信内容を活用。各路線の過去約3年分の、同一理由で発生した「運転見合わせ」から「運転再開」までの所要時間を収集し、平均値を算出することで生成している。
公式Twitterアカウントや公式ツイートの情報が取得できない場合は、同事業者、同路線で独自に集計した過去事例や平均値を「ナビタイム調べ」として表示するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス