Microsoftの共同創業者であるBill Gates氏が今さら就職先を探しているというわけではないだろうが、同氏は万一に備えて昔の履歴書を手元に残しているようだ。Gates氏は先週末、骨董(こっとう)品級とも言える自らの履歴書をLinkedInに投稿し、「あなた方が最近大学を卒業したばかりなのか、それとも中退したのかに関係なく、その経歴は48年前、つまり1974年の私の履歴書の内容よりもずっと素晴らしいものだと確信している」と悔しげに記している。
しかしBill、そうと決まったわけではない。Gates氏が履歴書を書いた当時はハーバード大学の学生だったが、われわれの中で同大学に籍を置いている人はそう多くない。また同氏は当時、コンピューターやプログラミング言語の多くを経験していた。さらにわれわれは同氏のように、高校時代に私立高校向けの講義スケジュール管理プロジェクトを共同で率い、1万ドルを超える利益を上げたわけでもない。そして、Gates氏とともに交通専門技術者向けの交通量調査システムを設計し、後にMicrosoftを共同で創業した故Paul Allen氏とのパートナー関係も有していない。
Gates氏は履歴書に個人的な情報も記載している。それによると、同氏の当時の身長は5フィート10インチ(約178cm)、体重は130ポンド(約59kg)。
履歴書はタイプライターで作成されたようだ。これはGates氏らがPCの普及に貢献する前の1974年当時、ごく一般的なことだった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」