TQコネクトは7月4日、7月11日から12月末までの期間、高齢者向けの専門オペレーター付サービス「TQタブレット」ベータ版を提供すると発表した。
TQタブレットは、家族と離れて暮らす高齢者世帯向けの、専門オペレーター付タブレットサービス。専用フォームより申込み完了後、約2週間で自宅にタブレットが届き、設定やWi-Fiなどの準備をすることなく、届いた日からタブレットを利用できる。
タブレットに不慣れな利用者でも、専門オペレーターが操作をサポートし、家族とのビデオ通話や、音楽鑑賞、番組鑑賞、買い物など、インターネットを通じたサービスの利用が可能だ。
高齢者が日常的に使うことができるよう、工夫されたサービスで、独り暮らし対策をはじめ、緊急通報や防災無線の受発信の役目、コミュニケーションツールとしてなど、自治体や企業との間で、さまざまな共同の取り組みもスタートしている。
7月11日から12月末までの期間、毎月先着50名でテストユーザーを募集し、利用開始月の料金は無料。2カ月目からは月額税込3300円で利用することができる。なお、テスト期間中につき、提供期間、サービス内容は予告なく変更になる可能性がある。
TQコネクトは、東急不動産ホールディングスが2019年度に立ち上げた、グループ従業員を対象とした社内ベンチャー制度「STEP」から事業化した。
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