自動運転に対応する燃料電池ベースの大型トラックを開発、製造、販売する目的で、米国企業「Hydron, Inc.」が設立された。自動運転レベル4の燃料電池車(FCV)を、2024年第3四半期より量産する計画。
Hydronを立ち上げたのは、トラック向け自動運転技術を手がける米TuSimpleの共同創業者、Mo Chen氏。TuSimpleとHydronのあいだには、資本関係などはないという。
開発するトラックは、特定条件下で人間の介入しない自動運転が可能なレベル4に対応させる。燃料電池による電力で走行する電気自動車(EV)であり、走行中は二酸化炭素(CO2)を排出しない。Hydronは、トラックの開発と製造だけでなく、燃料となる水素供給インフラの整備にも取り組む。
また、トラックの製造工場は、北米に建設するとしている。
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