ロンドンを拠点とする新興企業のNothingは英国時間6月15日、7月に発表予定の新型スマートフォン「phone (1)」の画像をTwitterで先行公開した。
Nothingが投稿したphone (1)の写真には、「大胆。温もり。満ちあふれる魂。本能への回帰。これがphone (1)です」とのキャッチコピーが添えられている。
phone (1)は、Nothingのワイヤレスイヤホン「Ear 1」と同様、本体がシースルーになっており、デバイスが機能する様子が見えるようになっている。白と薄灰色のコンポーネントを内蔵しており、2台の背面カメラを備え、ワイヤレス充電に対応する。搭載プロセッサーはQualcommの「Snapdragon」で、OSは「Android」ベースの「Nothing OS」となるという。
Nothingの最高経営責任者(CEO)で共同創設者のCarl Pei氏は、3月に開催した同社イベントで、phone (1)に「高速で滑らかな」設計を採用するとしていた。また、Appleに対抗するユーザーエクスペリエンスを備えたものになるとも述べていた。フレームはリサイクルアルミニウム製で、デジタルサウンドやモールス符号も取り入れ、独自のサウンドを実現するという。3年間のOSアップデートと4年間のセキュリティアップデートが提供される予定だ。
Nothingはこれまでに、英国、ドイツ、インドの通信会社との提携を発表している。phone (1)の詳しい情報は、米国太平洋時間7月12日午前8時(日本時間13日午前0時)の正式発表時に明らかになる予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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