Googleは米国時間6月1日、モバイル向けビデオ通話アプリ「Google Duo」とビデオ会議アプリ「Google Meet」を統合し、あらゆるデバイスで利用できる単一のサービスを構築すると発表した。
2016年にリリースされたDuoは、低帯域幅のネットワークでエンドツーエンドの暗号化ビデオ通話を利用できるアプリで、「Android」と「iOS」向けに提供されている。「Google Play」ストアでは、50億回以上のダウンロードと900万件以上のレビューを獲得している。
一方のMeetは、2020年に「Googleハングアウト」を置き換える形で登場したビデオ会議アプリで、数百人が参加するリモート会議に対応できる。リモートワークへの移行が進む中で、Meetの人気は高まっており、一時は新規ユーザーが毎日200万人のペースで増えるほどだった。
Googleは今後数週間のうちにMeetの機能をDuoに追加し、2022年内にDuoをMeetに改称するという。
同社は定期的に、製品の見直しや段階的な廃止を行っている。短期間でファンを獲得できないアプリは、打ち切られることが少なくない。Googleが終了したプロジェクトを記録するウェブサイト、その名も「Killed by Google」のリストには、267件もの項目がある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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