Appleは米国時間6月3日に開幕する年次開発者会議Worldwide Developers Conference(WWDC)で、モバイルOSの次期バージョン「iOS 16」を発表すると予想されている。Bloombergの5月29日付けの記事によると、iOS 16で追加される新機能の1つに、「iPhone」のロック画面に対する大型刷新があるという。
Bloombergによると、iOS 16は常時オンのロック画面に対応し、この機能を利用できるのはハイエンドの「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」のみだという。ロック画面には、「ウィジェットのような機能を備えた壁紙」が表示されるとも報じられている。
iOS 16ではこのほか、「メッセージ」アプリにソーシャルネットワークに似た機能が追加され、「ヘルスケア」アプリには、 iPhoneと「Apple Watch」を対象に機能が追加される可能性があると、Bloombergは報じている。
AppleはiOS 16に加えて、「iPadOS 16」「watchOS 9」「tvOS 16」に対するアップデートを発表するとみられる。さらに、再設計された性能重視のデスクトップ「Mac Pro」の開発も示唆しており、新たなハードウェアを発表する可能性もある。
Bloombergによると、「M2」チップ搭載の新型「MacBook Air」もWWDCで発表される可能性があるが、この計画はサプライチェーンの制約による影響を受けているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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