Twitterの共同創業者で前最高経営責任者(CEO)のJack Dorsey氏が米国時間5月25日、取締役を退任した。2022年株主総会で任期満了に伴い取締役を退任することは以前から決まっていた。
Dorsey氏は2021年11月にTwitterのCEOを退任し、Parag Agrawal氏が後任に就いた。Dorsey氏は引き継ぎのため、任期満了まで取締役にとどまるとしていた。25日に任期が満了した。
Dorsey氏は、Twitterが激動のさなかにある中で退任する。TelsaとSpaceXのCEOであるElon Musk氏は4月、Twitterを440億ドル(5兆6000億円)で買収することで合意した。しかしその後、Musk氏は、Twitterの第1四半期のデイリーアクティブユーザー数2億2900万人に含まれる偽アカウントやスパムアカウントの割合が5%未満であるという証拠を確認するまで、買収を「一時保留」する考えを明らかにした。Twitterの幹部らは、同社が買収を進める計画であることを示唆した。
Dorsey氏は、2006年にTwitterを創業した。2009年に設立したデジタル決済企業SquareのCEOには留任している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」