パナソニック、LEDデスクスタンドをリコール--発熱で樹脂の一部が変形

　パナソニックは5月16日、2021年6月に販売を開始したLEDデスクスタンド「SQ-LD420-K/-W」をリコールしたと発表した。対象製品については無償で交換する。

LEDデスクライト「SQ-LD420-W/K」

　ベース部に内蔵された回路基板の電子部品が故障し、照明が点灯しない状態となった場合、発熱が継続してベース底面の樹脂の一部が溶融、変形することが判明したとのこと。使用中のユーザーについては、ACアダプタのプラグをコンセントから抜いて、使用はせず、「LED デスクスタンド市場対策室（お客様専用窓口）」（フリーダイヤル： 0120-020-514）まで連絡してほしいとしている。

　樹脂の一部が溶融、変形する事象は、冬場の3カ月間で合計4台発生しているとのこと。パナソニックでは、使用中にベース部に内蔵された回路基板の電子部品（IC）が静電気により一定の抵抗値をもった状態で故障した場合に発熱が継続したためとしている。