音楽ストリーミングサービスのSpotifyは米国時間5月16日、アーティストがプロフィールページでNFT(非代替性トークン)を宣伝できる新機能をテストしていることを明らかにした。ただし、この新機能を利用できるのは、米国の一部の「Android」ユーザーに限られる。
「Spotifyは少数のアーティストを対象に、第三者経由で販売しているNFTを自分のアーティストプロフィールで宣伝できる機能をテストしている」と、Spotifyの広報担当者は米CNETに伝えた。
Spotifyは、数名のアーティストを選んでこの新機能をテストしている。テストに参加できるリスナーは、それらのアーティストのプロフィールページで一部のNFTをプレビューできる。また、そのNFTをさらに知りたい、または購入したい場合は、リンク先から外部のNFTマーケットプレイスに移動できる。同社がこのテストで手数料を課すことはない。
Spotifyによれば、このテストはアーティストとファンのつながりを深めるための取り組みの一環だという。また、同社の業界パートナーからの要望に応じた取り組みでもある。
NFTをテストしている企業はほかにもある。Instagramは先ごろ、米国の一部のクリエイターを対象に、NFTを共有できる機能のテストを開始した。Twitterも1月、サブスクリプションサービス「Twitter Blue」の加入者がNFTをプロフィール画像にできる機能の提供を始めている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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