九州最西端に位置する長崎県五島市は5月16日、「余白と戯れるワーケーション GWC2022 SUMMER」を6月28日~7月11日に開催すると発表した。
5月16日から、限定50人で一般募集を開始する。開催場所は長崎県五島列島の福江島で、開催期間の6月28日~7月11日のうち、3泊4日以上が条件。
五島市は、2018年から全国のビジネスパーソンを対象としたワーケーションイベントに取り組んでいる。主催イベントを2回開催しており、今回は約2年ぶり、3回目の実施となる。
withコロナから約2年が経ち、リモートワークが日常の一部になったビジネスパーソンが劇的に増加。次々に切り替わる会議、雑談の少ないチャット、移動時間のないスケジュールで仕事はサクサク進むようになった一方、「余白」が失われがちになったという。
そうした状況を背景に、ビジネスパーソン一人一人のwell-beingと、「仕事の生産性」のバランスをゼロベースで考えるワーケーションイベントとして、余白と戯れるワーケーション GWC2022 SUMMERを企画したとしている。
今回のイベントでは、最初の3泊を「余白と戯れる時間」、4日目からを「余白について考える時間」と定義。最初の3泊は、市街地から離れたビーチ前のバンガロー(Wi-Fi環境あり)での滞在となる。
バンガロー周辺には24時間営業のコンビニやアプリですぐに呼べるタクシー、いつでも食べられるファーストフード店などはないが、地元の食材を取り扱う八百屋や、精肉店の立ち並ぶ商店街があるという。参加者同士でバンガロー備え付けのキッチンで地元食材を使った料理をしたり、釣った魚でBBQをしたりなど、不便を豊かな体験に変える仕掛けを盛り込むとしている。
4日目からは、市街地のホテル(ビジネスホテルやリゾートホテルなど)を選択して滞在できる。快適にリモートワークをしつつ、自分にとってちょうどいい生産性を改めて見つける機会を提供するという。
参加者全員に、3月に発行した「1人用レジャーシートとしても使える!五島ワーケーションマップ(福江島編)」のGWC2022特別版を進呈する。
また、イベント参加費用の一部は、五島市へのふるさと納税制度を利用して支払える。3000円分、9000円分、1万5000円分、3万円分、6万円分の5種類から選択可能。
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