Elon Musk氏は440億ドル(5兆7000億円)でのTwitter買収が完了した後、暫定的に最高経営責任者(CEO)に就任する見込みだという。CNBCのDavid Faber記者が複数の匿名情報筋の話として報じた。任期は「数カ月間」とされている。
Reutersの報道では、Musk氏は買収資金を調達する際、Twitterの新CEOを確保していると金融機関に伝えたとされていたが、氏名への言及はなかった。2021年11月に共同創設者のJack Dorsey氏に代わってCEOに就任したParag Agrawal氏は、買収完了までCEO職にとどまる見込みだという。
買収は2022年内に完了する見込みで、それまでにTwitter株主による承認が必要となる。
米証券取引委員会(SEC)に米国時間5月5日に提出された文書によって、Musk氏がOracle共同創設者のLarry Ellison氏、サウジアラビアのal-Waleed bin Talal王子、仮想通貨取引所Binanceなど、19の投資家で構成されるグループから新たに約70億ドル(約9100億円)の融資を確保したことが明らかになった。Bloombergによると、この新しい融資によって、Musk氏にとっても同氏に融資した人々にとっても、買収のリスクは低下するという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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